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紙幣の続きです。
紙幣にはアラビア語で何か書いてあります。なんて書いてあるのか調べてみましたが、分るものもあれば分らない物もある。分ったものだけ紹介します。 どの紙幣にも共通して表の中央上に と記載されています。これは مؤسسة النقد العربي السعودي でサウジアラビア通貨庁 です。 庁にあたる مؤسسة の最後の文字 ة はターマルプータといいます。丸くなった ター(t) と言う意味です。独立形と語尾の形では少し違います。お札には ت と書かれています。これは丸くない普通のター(ت)です。メインの文字のほかに補助記号みたいなものがいっぱいついていますが良くわかりません。 1リヤル紙幣の表の中央下少し右寄りに、 ريال واحد リヤル イチ(1リヤル) 他のお札は数字が先に来ています。例えば 10リヤルだと عشرة ريالات リヤル(ريال)の後ろに ات が付いていますが良くわかりません。 表面左の少し上側に とありますがこれはお札のナンバーです。右側に縦に赤い文字で書かれた に対応します。見比べると英語の E に似た字が4、数字の7を逆にしたようなのが2、oが5などと分ります。1と9はアラビアのアラビア数字も、日本で使っているアラビア数字もほぼ同じ形をしています。 表面下段左側に、 とありますが、これは発行された年です。1428年発行です。もちろんヒジュラ歴。西暦は裏面に、2007と記載されています。 上に書かれているのはすでにサウジアラビア通貨庁であることは紹介しました。 その下に小さな字で一杯書かれています。これははなからギブアップ。しらべませんでした。 表側右寄りの下の方にある 上はサイン? 下は多分 وزير الاليّة 直訳すると大臣機構 良くわかりません。 どの紙幣(旧紙幣、新紙幣、記念紙幣)にも記載されています。 表側下の左寄りにあるのはサインと文字? これも、上段にサインのようなもの、下段に文字があります。この文字が الحافظ だとしたら、キーパー、看守、番人と言うような訳が載っていました。 文字はどのお札も同じですが、サインは2007年までのものと、手元にあった2009年発行の50リヤル新札、100リヤル新札ではサインが変わっています。 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/9/98/Saudi_Riyal_5th_Domination.jpg に掲載されている2007年発行の50新リヤル、100新リヤル札のサインは古いままなので、恐らく番人(?監督者、責任者?)がこの間で変わったんでしょう。 ここにきて少し分りました。この2つの項は単にサイン欄で、上にサイン、下に肩書なんですね。サウジアラビアの(日本以外の?)サイン文化をすっかり忘れていました。 1リヤル紙幣の表のまん中にあるこれは何?旧1リヤル紙幣にもあります。調べてみましたが分りません。 分りました。最初のイスラムディナールコイン(イスラム諸国で使われていた4.25グラムの金貨。)の写真です。 捕捉 リヤルはサウジリヤルのほかにカタールリヤル、オマーンリヤルなどが有ります。 手元に1カタールリヤル紙幣がありました。これを見ると、サウジリヤルと同じように大臣の署名と、番人の署名がありました。 PR |
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