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【2025/07/06 19:34 】 |
ホッチキス文化(および余談でブランド名)
サウジアラビアではホッチキスを良く使います。他の国は知りませんが日本よりはよく使うと思います。
数枚の書類はフォルダーにホッチキスで留めます。日本では数枚の書類で綴じるまでも無いものは、クリアーホルダーなど全体か一部分が袋式になったものを使いますね。または紙をはめ込めるタイプの物を使いホッチキスは使わないと思います。フォルダーはアメリカ製なのでサウジ独自の文化ではないかもしれませんが、何
でもかでもホッチキスで留める国はあるんでしょうか?

その他の例です。日本なら写真はのり付けすると思います。サウジでは当然ホッチキスでガチャンです。サウジの要求に従ってかパスポートに写真を添付していますがこの写真もホッチキスで留められています。免許証を得るために書類を作成し、写真を持っていきましたが当然のごとくホッチキスで留めます。

日本なら分別回収で紙とホッチキスの芯を分けないといけないところもあるかと思います。サウジではゴミの分別は行いませんので多少金属がついていてもOKです。というか同じゴミ箱に生ゴミ、紙(段ポールなども)、ガラス類、金属その他何でもかでもをまとめて捨てます。楽といえば楽です。 もちろん沢山の書類をファイリングするときは孔を開けてバインダーに綴じています。

余談ですが、よく知られていると思いますがホッチキスは商品名です。品物の普通名詞としてはステープラです。キャタピラ、セスナ、ジープなどブランド名が一般名のようになっている品物はたくさんありますね。
シャープペンシルは早川工業(現シャープ)が開発した金属性シャープペンシルを開発し名づけたものです。そして社名もシャープに変更。しかしシャープペンシル製造販売からは撤退し、シャープペンシルという商標も放棄し今では一般名になっています。アメリカ英語ではmechanical pencil(メカニカルペンシル)、イギリス英語:ではpropelling pencil(プロペリンペンシル )と呼ばれているようです。

余談の余談ですがブランド名関係でもう一つ。 正露丸は大幸薬品の登録商標ですが、普通名称化したという判決が1974年と2008年の二度にわたり最高裁で確定しています。ブランド名だけどすでに実質一般名という例です。ラッパのマーク(大幸薬品)以外の正露丸も色々と売られています。正露丸の旧名称は征露丸(ただし俗称)です。明治時代に開発された息の長い商品です。
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【2011/04/12 23:42 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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