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【2025/07/07 08:19 】 |
イードムバラク その3
イードムバラク
ラマダンのお祝いの言葉として「ラマダンムバラク」と「ラマダンカリーム」があります。イードに関しては「イードムバラク(عيد مبارك)」とは言うようですが「イードカリーム」とは言わないとのことでした。ラマダンが始まるときにもお祝いのメールを頂きましたがイードムバラクのお祝いのメッセージやカードもいくつか頂きました。
 
eid.jpg
 

بمناسبة قرب حلول عيد الفطر المبارك
 
أتقدم إليكم بأطيب التهاني والتبريكات وأسال الله العلي القدير أن يعيده علينا
وعليكم وعلى المسلمين عامةً بالخير واليُمن والبركات وأن يتقبل منا ومنكم صالح الاعمال
كل عام وانتم بخير
 
 
 
1行目の
بمناسبة قرب حلول عيد الفطر المبارك
は“断食、明けましておめでとう”
といった意味だと思います。

بمناسبة قرب حلول عيد الفطر المبارك
。をgoogleで検索してみましょう
”” http://www.google.co.jp/#q=%22%D8%A8%D9%85%D9%86%D8%A7%D8%B3%D8%A8%D8%A9+%D9%82%D8%B1%D8%A8+%D8%AD%D9%84%D9%88%D9%84+%D8%B9%D9%8A%D8%AF+%D8%A7%D9%84%D9%81%D8%B7%D8%B1+%D8%A7%D9%84%D9%85%D8%A8%D8%A7%D8%B1%D9%83%22&hl=ja&prmd=ivns&source=lnt&tbs=qdr:d&sa=X&ei=hZdcTqRc5_fhBJ3fySM&sqi=2&ved=0CAwQpwUoAg&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.&fp=6a8ef3adfef91fff&biw=1018&bih=604
沢山のページが出てきます。それぞれのページできれいなカードなどが見れることと思います。世界中のムスリムの方たちがイードをお祝いしていることがよく分かります。


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【2011/08/30 19:17 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
イードムバラク その2
サウジアラビアには祝日が日本ほど多彩にはありませんが、ラマダン明けとハッジ明けにイードの祝日があります。ラマダン明けのイードはイード・アル=フィトル(アラビア語: عيد الفطر‎, 英語:Eid ul-Fitr または Id-ul-Fitr)、イードはアラビア語で祝宴、フィトルは断食の終わりを意味するとのことです。この行事は3日間宴を行います。 ラマダンに入るときにも身をきれいにするため服を新調する人が多いと思いますが、イードも新しい服に替え新年をお祝いするようです。また子供たちにお年玉のようなものもあるようです。
【2011/08/30 19:03 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
イードムバラク その1
今日でラマダンが明けました。ラマダンの始まりは新月の確認から行いますがラマダンの終了も同じく新月の確認をしなければなりません。おそらく昨日夜TVでラマダン終了の放送もあったかと思いますが、今朝ラマダンが明けたことを現地の人に確認しました。それより朝からお菓子が堂々と置いてあったのでこれは明けたなと分かりました。ついでにお菓子、チョコレートを御相伴に預かりました。また後に記載したように町のあちこちでもラマダンが明けた雰囲気が漂っていました。
 
今日は日本で言うと新年のお祝いみたいな感じだそうです。朝から大きなモスクで集団礼拝があるようで、広場にたくさんの車が並んでいました。
また近くのモスクから「アラーファッカバルアラー・・・(神は偉大なり)」が繰り返し聞こえてきていました。スピーカーを使って拡声していますが、生の声でテープなどではありません。

【2011/08/30 19:03 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダン中の事
ラマダンの最後の10日は特に神聖な期間だそうです。このため真夜中にもお祈りをします。このため夜中になるとモスクからの声が聞こえます。昨年は気になりましたが今年はモスクからの声にも慣れたのか気になりません。
 
【2011/08/30 19:00 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダン中のモール
ラマダン中のモールの様子を見てきました。が、・・・・。

夕方5時にモールに到着。人は少なめでした。特にフードコーナーには人がいません。店も開いていません。普段ですとお祈りタイムには店は閉まりますが、溢れた人が閉まった店の前にも一杯います。でも今回は人は殆どいずガラーンとしていました。殆どのファストフード店は閉まっていましたがなぜかマクドナルドだけは開店していました。でもお客さんは全くいず、店員の二人のお兄さんはすごく手持ち無沙汰でした。

d1792749.jpeg 81728da0.jpeg   

次にスーパーに行き品物を物色していました。6時ごろ何か放送が入りました。もちろんアラビア語なので不明です。店内を見ていると様子がおかしい。みんな買い物をすませレジに並んでいる。マグレブのお祈り(暁のお祈り)タイムは7時のはず。おかしいなぁ?普通のお祈りタイムに閉まるのは長くても30分ぐらい。それ位ならスーパーに閉じ込められてもいいやと思ってましたが、どんどん人が減って来る。不安に思い聞いてみると、6時に閉まり次に開くのは9時とのこと。ラマダン期間ならではの特別スケジュールの様子です。閉じ込められたら大変だった。出てきてよかった。シャッターも半分降りてきています。

b02f6621.jpeg

スーパーから出ると他のお店も全て閉まっており、人はほとんどいません。他の衣料店や貴金属店なども9時に再開するようです。ではマクドナルドはどうなっているの?と見に行くと、営業していました。こんどはマクドナルド以外も開いています。まだ日没まで時間があり食べられませんが、日没後ここで食事はできそうです。先ほどと違い普通のお店は閉まっており全く人いない一方、フードコーナーはある程度店が開店しており多くはありませんがそこそこ人がいました。

スーパーから外に出るとスーパーの裏の小さなモスクの横に絨毯が敷かれ、その上に沢山人が座っていました。これはイフタール(断食語の食事)の施し(喜捨)です。ラマダン(ヒジュラ歴の9月)は断食だけでなく善行を普段より一層沢山行います。喜捨もその一つです。喜捨の一つだと思うのですが町の広場やモスクの横に絨毯を敷き、イフタールの食べ物を振舞います。集まってきているのは外国人労働者たちです。私もその中に混じりイフタールの食事を頂くことにしました。7時に日が沈むはず。6時50分ごろには大勢の人たちが断食があけるのをご飯を前にして待っています。お預け状態です。周りにはネコが一杯。サウジには犬はほとんどいません。嫌われてます。断食中のネコも大変なようです。普段は昼間も餌を貰えるのですが、断食中はおこぼれにあずかれません。みんな必死です。待っている人たちは奇妙に静かです。話をしている人はほとんどいません。
日暮れ前、サウジの人が大きな声で何かを言っています。集まった人たちは手を合わせたり、胸の前あたりで手のひらを上に向けみんなその言葉を聞いています。クルアーンの一節を読んでいるのではないかと思います。その言葉が終わりすぐにアザーン(お祈りに集まりましょうと言う呼びかけ)が聞こえてきました。すなわち日が沈んだと言うことです。断食もこれで開けました。皆さん静かに食事を始めました。

6e8fb2c5.jpeg 72c568f6.jpeg

内容はまず、デーツ(ナツメヤシの実、すでに食べた後で種が写っています)にラバン。この二つがイフタールの最初に食べる物の定番。15時間も断食をして初めて食べるものは胃にやさしいものと言うことです。
次にカレー。小さいトレーに入っていました。写真では右にあります。ホブスと呼ばれる丸い薄いパンを千切りパンでカレーを挟んで(つかんで)食べます。写真の中央にちぎられたホブスが見えます。

メインはチキンの乗ったピラフです。当然これを手づかみで食べます。これまで何度もカブサを手づかみで食べてきました。この手の食べ物は手づかみが美味しいことは承知しています。でも結構こぼしました。サウジ人がカブサを食べるときボロボロこぼしますが、今回周りのインド人?パキスタン人?バングラデシュ人?たちは見事にあまり落とさず食べていました。さすが。皆さんお腹が空いているのか(そりゃぁ空いてるでしょうね)食べるのが早い。皆さんは食べ終わるとごみを捨て、手、顔、耳、鼻、頭、足を洗いお祈りです。私は手だけ洗い、サウジの方にお礼を言いモスクを後にしました。最後に両頬に香水を塗ってくれました。また何時でも歓迎しますとのことでした。

モールの裏の小さなモスク。集まった人は出稼ぎの人たちばかり。そばに近寄るとみんな一緒に食べようと誘ってくれる。ホテルではイフタールの豪勢な食事のコースもあるようです。ですが今回は完全に現地の人たちに交じり、イフタールの食事を体験することができました。

ところで、ラバンは牛乳とヨーグルトの間ぐらいの感じです。飲むヨーグルトに近いのかな?中東ではよく飲まれています。緑のキャップのものがラバンです。その左右に水があります。
【2011/08/12 18:05 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ドバイの断食
ラマダン(イスラームヒジュラ暦の9月)にムスリムの方たちは断食をします。この断食を俗にラマダンといいますが、この月には断食ばかりでなく普段以上に善い行をする、悪いことをしないなども含まれることは何度か紹介しました。

断食は俗に日中は食べないと言いますが正確には日の出ている期間よりもう少し長いです。日の昇る前にファジュルお祈りをしますがこのお祈りの始まる前にはすでに食事を済ましておかなければなりません。ファジュルのお祈りは日の出の1時間半ほど前なので断食は日中より1時間以上長くなります。一方断食の終わりは丁度日の沈んだときです。場所によって日没時間は違いますので断食の終了時間も場所により違います。

さて、アラブ首長国連邦のドバイは観光、商業、貿易で有名ですね。こには高層ビルが沢山立ち並びます。とくにブルジュ・ハリーファ・タワーは800メートル以上の高さがあります。これだけ高いとビルの下に住む人と上に住む人では日没時間が変わるようです。ドバイのウラマー(宗教学者)の指導によると地上80階に住む人は地上よりも3分遅れて断食を終えなさい。150階以上に住む人はそれよりもさらに3分遅れて断食を終えなさいと。

サウジアラビアで高い建物といえばリヤドのキングダムセンター。高さ302メートルです。2番目に高いのがフェイサリヤセンターで267メートル、58階建てです。ちなみに上部に金(こがね)の玉がありますがここはレストランです。高さも高いですが確か値段も高いです。 サウジアラビアでは今のところビルの高いところでも断食の終了を遅らせろとは言ってないようです。しかし現在ジェッダに1000メートルを超える(一説には1620メートル)超高層ビルを計画中です。これだけ高いとサウジでも断食終了の時間について規制するかもしれませんね。

たまたま2番目に高いフェイサリヤセンターの写真がありますので紹介しておきます。

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【2011/08/09 01:12 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダン突入
ラマダンムバラク

予定通りラマダンに入りました。ラマダンと言えば断食。でも断食だけではありません。聖なる月で神聖に過ごす必要があります。 今日頂いたメールを参考にさせていただきます。

Walk humbly
Talk politely
Dress neatly
Treat kindly
Pray attentively
Donate generously
May ALLAH bless & protect you…


ラマダン月は他の月以上に清浄なふるまいをします。喧嘩はダメです。丁寧に話しましょう。喜捨も重要です。静かにクルアーンを読むのも良い行いです。でも友達や家族との楽しい食事が何よりの楽しみのようです。

 

 追記
日本の日付ではすでに8月2日ですね。こちらではまだ8月1日20時ごろです。でもでもヒジュラ歴では日没から一日が始まるので、どのみちすでにラマダン2日目かな?よくわからない。

【2011/08/02 02:07 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
年賀状はありません
 サウジアラビアに年賀状はありません。西暦で12月31日から1月1日にかけては何の変哲もない一日です。ヒジュラ歴でも12月エンドから1月1日にかけても特にお祝いはありません。それに代わるのがラマダンでしょう。年賀状はありませんが、ラマダンお祝いのカードがあります。実際のカードやネットを使ったカードの配達。私がよく目にするのはメールです。すでに幾つか届いていますが明日ももう少し貰えるのではないかと思います。
【2011/08/01 02:11 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダンカリーム
 明日からラマダンに突入です。今日(西暦2011年7月31日)からラマダンの可能性もあったようですが、明日からです。ラマダンに入るのは実際に月を見てからと思っていました。今日はこのあたりはハンギングサンドといって、風がなく砂が留まっている状態になっています。太陽こそ見えていますが視界が悪い。多分月は見えないんじゃないかと思います。サウジも広いので、国中がサンドに覆われているわけはないので月の観察は可能なはずです。でも、もし万一サウジ全国で新月が観察されなかったらラマダンに入るのがもう一日ずれるの?ってサウジの人に聞いたら、明日からは絶対にラマダンに入るとのことでした。サウジは太陰暦を用いていますが、絶対に31日はないそうです。月の終わりが29日か30日か事前に決まらないことはあっても31日になることはない。今日はヒジュラ歴で8月30日なので明日は絶対に9月1日になる。だから必ずラマダンに入ると言うことです。
【2011/08/01 01:48 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
衣装の新調
サウジアラビアの皆さんはアラビアの服を着ています。体全体に覆う白い布上の衣服をトーブ、 頭に巻いている赤と白のチェックや、白のスカーフのようなものをシュマーグ、シュマーグを抑える黒いわっかをイガールと言います。シュマーグは直接頭に巻くのではなく、もうひとつ薄い帽子のようなものを内側に付けています(右端の写真参照)。

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ラマダンになるとこれらの服を新調します。身も体もすっきりしてラマダンに備えます。でも困ったことが。ラマダン前になると見越したようにトープの値段が跳ね上がるそうです。サウジアラビアの小売業の売り上げのかなりの部分をラマダン前後やラマダン中に稼ぐと言われています。もしトーブを買おうと思っている人がいらっしゃれば、ラマダン前は避けた方がいいかと思います。たぶんアバヤも値上がりしてるんでしょうね。

【2011/07/31 01:02 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
豚さんにスラムダンクなど
イスラームでは 豚肉はハラームで食べることはできません。豚自体も汚いものとしてよく思われていないと思っています。だから豚の絵や写真などもサウジには持ちこめないものと思っていました。でもモールで3匹の子ブタのDVDを見つけました。3匹の子ブタはハラーム(禁止)じゃないんだ。

他にも日本のアニメがたくさんありました。あられちゃん、キャップテン翼、スラムダンク、名探偵コナン、ハイジ、ちびまるこちゃん。中身は分りません。多分日本のアニメがアラビア語の吹き替えか、字幕で収録されているのでしょう。でもパッケージに描かれた主人公たちは微妙に様子が違います。似てはいるんです。でも違います。絵もうまくありません。アラビア語を入れたパッケージにするため書き直したんでしょうね。もう少しうまく描けばいいのに。

ディズニーや、昔日本でも放映されていたアメリカのアニメ、トムとジェリーや名前は忘れたけど原始時代の家族が出てくる漫画、これらは絵は普通だったように思います(アラビア語は無く英語版だったかも。次行った時チェックしておきます。)。


ご参考
名探偵コナン
http://www.youtube.com/watch?v=WoXVSnT9SuQ

【2011/07/30 02:16 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダン前のモール 羊の頭
 サウジアラビアでは羊をよく食べます。色々な羊のが売られています。

豚はハラームなので食べません。今回のモール探索で豚を見つけましたがそれはまた後で。
今回は羊の話。日本では豚足が売られていますが、サウジでは羊足が売られています。残念ながらスーパーでは写真をとれませんのでご紹介はできません。買えば写真は撮れますが羊足、その他の羊の部位を買ってまで食べようとは思いません。

肝臓・心臓・腸などと思われる内臓系のお肉。1パック6個入りの羊の脳味噌なども売られています。ラマダンだからなのか、普段も売っているのか分りませんが、今日は羊の顔を発見しました。魚を載せるような発泡スチロールのトレイに一つずつ載せられラップされています。目がこちらを見ています。スーパーでの写真はありませんが、下の写真ある送別会でカプサ用に裁いた子羊の頭です。カプサに用いられる羊は生まれて3~4ヶ月ぐらいの子羊です。顔もまだ大きくありません。売られていた羊の顔(頭)も子羊の物だと思います。可哀想なようですが日本人も沢山牛や豚を食べますし、昔は自分の手でニワトリを絞める人も人も多くいました。写真は載せましたが残酷とは思わないでほしいと思います。

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【2011/07/30 00:18 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダン前のモール
 先にも書きましたがラマダン直前のモールでもあまり変わったことはありませんでした。ラマダンとは関係ありませんが、モールの広場でイベントをしていました。料理のコンテストのようでした。司会者が面白おかしく場を盛り上げる中(アラビア語なので全く分りませんが。)、会場の奥に作られたステージでは何人かの主婦が一生懸命料理をしていました。料理は当然アバヤ姿でです。慣れない人には異様な感じを受けると思います。アバヤ姿に慣れている私でも面白く感じました。

blog_Jeddah_cooking_20110728_002.JPG
【2011/07/30 00:01 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ラマダンムバラク
ラマダーン・ムバーラク رمضان مبارك

ラマダンムバラク(ラマダンおめでとう)と書きましたがまだ少し先です。多分8月1日からラマダンにはいると思います。ラマダンはイスラムのヒジュラ歴の第9番目の月に行います。西暦とヒジュラ歴は1年の長さに11日ほど差があるので毎年、11日ほどラマダンの時期は早くなります。来年は多分7月20日ごろから始まります。

ラマダンの開始、終了は月を観察することによって行います。今年は多分8月1日から始まるだろうとみんな言っていますが、その時にならないと分かりません。国によってずれることも有ります。

ラマダン中は日が昇ってから沈むまでの日中食事や飲み物を飲むことはできません。いわゆる断食です。ラマダンといえば断食が有名ですが、それだけではありません。ラマダン中は煙草はすいません。普段音楽を聞いている人も聞かないようです。喜捨は普段以上に重要です。街中で無料の食事会場が現れます。喧嘩はご法度、クルアーンを読むなど聖なることが望まれます。

サウジアラビのサウジ人のラマダンは楽しいもののようです。ラマダン期間中夜は毎日家族や友人たちとおしゃべりをして過ごします。勤務時間も短縮され日中は休み夜に備えます。睡眠時間は毎日2~3時間が陰暦で一ヶ月続きます。断食は体に良いそうですが、昼の断食、夜の過食、睡眠不足などで後半はだいぶばててくるようです。外国人ムスリムも当然断食をしますが、夜中中楽しんでいるわけではないようです。

このようにサウジアラビアではラマダンは一大イベントで、消費もアップします。夜の食事に備え大量に買い物、衣服などは新しいものに変える、散髪に行き身もきれいにする、坊主にするひとも多い。

そんな訳で昨日はラマダン前の休日、モールは買い物客でごった返し、大きなカートに入りきらないような買い物をしているのだろうと思い都会のモールに出かけてみました。でもあまり普段と変わりませんでした。ちょっと肩透かし気味。ラマダンを思わせるような飾りなどもありませんでした(分らなかっただけかもしれないけど)。

客の入りも普通。でも我々が帰るころ(午後9時モール出発)には駐車場もほぼ満員になり、人も増えていましたが、普段と同様の可能性が高いですね。宵ッパリな国なので店が混みだすのは最後のお祈りも終わり一段落した午後9時過ぎだと思います。



【2011/07/29 17:17 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
サウジの明るさ
 産経新聞に「「暗さ」「陰影」歓迎するムードへ 東京の夜は明るすぎた」という記事がありました。二人の男性の会話

「震災以降、東京の地下鉄はまるでロンドンのように暗くなった」

「ヨーロッパを旅すれば分かるけど、駅の構内はこんなもの。この暗さにもだんだん慣れてきた」

や、「昼から夜へ、明るさの谷間に当たる「たそがれ時」に対する意識は、国民性や気候風土が反映される。日本の夜の明るさや派手なライトアップに長年、疑問を投げかけてきた東京工大の乾正雄名誉教授(建築工学)によると、日本では日没の1時間前に照明をつけるが、ヨーロッパではほぼ日没の頃。明るさの余韻を惜しむかのように照明をなかなかつけないという。」という話が書かれています。ではサウジの明るさは?お金持ちの国で、ガソリン、電気は使い放題。さぞかし明るいかと思うかもしれませんが、意外に暗いです。家の照明も天井からの明かりだけでは薄暗く感じ、スタンドをつけています。スタンドもあまり明るくない。同じ60ワットや100ワットでも電球が暗い可能性はゼロではありませんが、部屋の大きさに比較して照度が小さいのでしょう。そしてそれで満足する人も多いのでしょう。家だけでなくお店でも比較的暗めなところは結構あります。(もちろん照明ぎらぎらのところもありますが。)

 

電灯のついていない道も多くあります。現在都会から住居を結ぶ高速道路で電灯の設置工事をしています。現在真っ暗の中を走っていますが、車も多く3車線ありますしまだましな気がします。一般道路で電灯の無い一斜線。でも制限時速は100km/h。怖いですよ。少なくとも私は運転できないと思います。

  

照明に関してもう一つ。とにかく白熱電球がよく切れます。日本では白熱電球ってめったに切れない気がします。それに蛍光灯の使用が広がり白熱電球が少なくなっている影響もあるかもしれません。

でも、絶対にサウジのほうがよく切れます。「ボシュ」や「バチッ」という音共に切れます。サウジでは電球の買い置きは必須だと思います。

be1b2c4f.JPG


今も部屋の天井の電気が片っぽ切れています。絞りを絞って写真を撮りましたが実際に見た感じもこれぐらいかほんの少し明るいかなと言ったところです。電気の周りの天井はこれほど暗くはなく、照らされてますがやっぱり薄暗いですね。


【2011/04/21 01:31 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
ホッチキス文化(および余談でブランド名)
サウジアラビアではホッチキスを良く使います。他の国は知りませんが日本よりはよく使うと思います。
数枚の書類はフォルダーにホッチキスで留めます。日本では数枚の書類で綴じるまでも無いものは、クリアーホルダーなど全体か一部分が袋式になったものを使いますね。または紙をはめ込めるタイプの物を使いホッチキスは使わないと思います。フォルダーはアメリカ製なのでサウジ独自の文化ではないかもしれませんが、何
でもかでもホッチキスで留める国はあるんでしょうか?

その他の例です。日本なら写真はのり付けすると思います。サウジでは当然ホッチキスでガチャンです。サウジの要求に従ってかパスポートに写真を添付していますがこの写真もホッチキスで留められています。免許証を得るために書類を作成し、写真を持っていきましたが当然のごとくホッチキスで留めます。

日本なら分別回収で紙とホッチキスの芯を分けないといけないところもあるかと思います。サウジではゴミの分別は行いませんので多少金属がついていてもOKです。というか同じゴミ箱に生ゴミ、紙(段ポールなども)、ガラス類、金属その他何でもかでもをまとめて捨てます。楽といえば楽です。 もちろん沢山の書類をファイリングするときは孔を開けてバインダーに綴じています。

余談ですが、よく知られていると思いますがホッチキスは商品名です。品物の普通名詞としてはステープラです。キャタピラ、セスナ、ジープなどブランド名が一般名のようになっている品物はたくさんありますね。
シャープペンシルは早川工業(現シャープ)が開発した金属性シャープペンシルを開発し名づけたものです。そして社名もシャープに変更。しかしシャープペンシル製造販売からは撤退し、シャープペンシルという商標も放棄し今では一般名になっています。アメリカ英語ではmechanical pencil(メカニカルペンシル)、イギリス英語:ではpropelling pencil(プロペリンペンシル )と呼ばれているようです。

余談の余談ですがブランド名関係でもう一つ。 正露丸は大幸薬品の登録商標ですが、普通名称化したという判決が1974年と2008年の二度にわたり最高裁で確定しています。ブランド名だけどすでに実質一般名という例です。ラッパのマーク(大幸薬品)以外の正露丸も色々と売られています。正露丸の旧名称は征露丸(ただし俗称)です。明治時代に開発された息の長い商品です。
【2011/04/12 23:42 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
for oriental
 モールの中にあるお店に for Oriental...という文字が書いてありました。
私の感覚では中東がオリエンタルな雰囲気を感じるんですが....

オリエンタルって広くは中東から日本まで、狭くは東アジアをさすんですね。
サウジアラビアから見ると日本はオリエンタルなのか。

【2011/04/12 01:13 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
サウジアラビの音楽状況
 学校教育では一切音楽は取り上げません。
とはいっても地域の幼稚園児は歌を歌ってたけど・・・・

ポップス音楽はTV、ラジオ、ネット経由で簡単に聞くことができますし、CD屋さんなどもあり不自由はしません。先にも述べたように音楽教育を受ける機会がないのと、サウジの伝統音楽やクラシックに接する機会がないようです。

サウジアラビアは女性だけのロックバンドができ、それだけで大きな話題になるような国です。
http://www.nytimes.com/2008/11/24/world/middleeast/24saudi.html?_r=1&hp
http://atsu23.jugem.jp/?eid=560


【2011/04/11 01:16 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
サウジアラビアの歌手
サウジアラビアにも歌手はいるようです。でも実態はいまのところ謎です。
多分国外で活躍しているでしょう。

Abbas Ibrahim
 YouTubeで検索すると沢山ヒットします。たとえば
http://www.youtube.com/watch?v=zDcR22EWxzw

Mohamed Abdo サウジの大御所だそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=DLcB1pozNsQ
アラビアっぽい曲を歌います。↑歌は2分50秒ぐらいから始まります。
おそらくコンサートはサウジ外で行われたものと思います。
太鼓のリズムはサウジっぽいです(結婚式で聞くものと似ている)

http://www.youtube.com/watch?v=iacesRjG-5U&feature=related
こういう雰囲気(床に座って楽器を演奏し歌う)は結婚式でも見たことがあります。
でも画像に女性といっしょに歌っているので当然国外での撮影でしょう。

Hala Besh Abdulmajeed Abdullah
奥さんはクエート人だそうです。クエートで活動しているのかな?
http://www.youtube.com/watch?v=iRpvSjoape8&feature=fvsr

http://www.youtube.com/watch?v=rIwdNM0r63s&feature=related
アラビア語ばっかりでよくわからない。

Khaled Abdul Qader
http://www.youtube.com/watch?v=nkbZHiIYy6o
本当にサウジ人か裏は取れていません。

【2011/04/11 00:47 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
カラオケ
 サウジアラビアではあまり音楽は好まれません。イスラーム地震が音楽を積極的にするものではないけれども、絶対に駄目だと言うわけではないという位置付けです。国や人により解釈は異なるかもしれませんが、まん中よりはダメな方に重心が有ると思います。しかし多くのイスラームの国では大目に見ている国が多く、歌手が居る国も珍しくはありません。普段イヤホンで音楽を聞いている若者も神聖な時期であるラマダン期間中は音楽を聞かないといった話も聞いたことがあります。

サウジアラビアは音楽が禁止の方に偏りが大きいと思います。外国の放送が入りますので音楽を耳にすることは珍しくありませんが、社会的に好まれないと言った方がいいのかな?結婚式などで披露されるアフリカ系の音楽はいわゆる音楽には入らないそうです。ポップス系の歌。クラシックなどはだめなようです。ということでサウジアラビアには歌手はいません。またサウジアラビア人で表だって楽器を演奏する人は極めて少ないのではないでしょうか?もちろん個人的にはピアノを弾いたりギターを弾いたりしているのだとは思います。

ところで、ジェッダの楽器屋さんで(一応楽器屋さんはあります。ピアノやクラシック、エレキギターが売っています。でも楽器屋さんが沢山は無いような感じですね。)、アラブカラオケの宣伝と装置を見ました。
アラブの曲(多分アラブの歌謡曲)が2000曲も入っているようです。
音楽は社会的に好まれないとはいっても、広く広まっているように思います。
413cd06f.JPG

【2011/04/09 23:52 】 | サウジアラビアの文化 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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